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神社参拝弾丸ツアー in 出雲① [神社参拝記]

神社参拝弾丸ツアー in 出雲.jpg

ずっと行きたかった出雲!
2017年秋頃から参拝計画を組み始め参拝したい神社は
ピックアップしてましたが出雲地域は雪国の為に
友人が下見出来ず、逸る気持ちを抑えて雪解けを待つ事にしました。

そして、2018年3月友人から出雲参拝計画を実行に移すべく
素敵なお誘いがありました。
旅行日数は3泊4日と素敵な旅行計画を組んでの弾丸ツアーです♪

さて、実際の出雲参拝記を綴る前に前知識として
出雲のたたら製鉄を簡単に綴っておこうと思います。
この知識を知っているのと知っていないのとでは
出雲の魅力が変わってくると思います。
私が出雲に行きたかった理由は大きく3つありました。
・出雲大社への参拝。
・出雲で作られた本物の包丁を購入する。
・スサノオ様を祀った神社である事を行う。

そんなわけで突然ですが、鍛冶の神様って知ってますか?  
天目一箇神(あめのまひとつのかみ)、一つ目(片目)の神様です!  
一説によると”一つ目小僧”の原型であるとも言われている隻眼の神様。

某書籍に書かれていた事ですが目は魂の窓なのだとか!  
目力とはよく言ったもので、
人の本体である魂の窓が目なら、
色々と合点がいくわけです。  
例えば・・・目と目で通じ合うアイコンタクト!  
何か話をする時には相手の目を見て話す・・・ 
女性が覗き込むように目を見るのは、
これは本体である魂と直接コンタクトを取っていたわけですね♪

どうして、鍛冶の神様が隻眼なのか?
熔鉱炉の温度を確認するのに目で直接見て温度を測るのですが、
これは魂で温度を測っている際に少しずつ着実に目が焼かれます。

ゆえに、鍛冶職人の職業病として失明したり、
片目になる事に起因しているのだとか。  
そうそう片目といえば、サイクロプス(キュクロープス)は
ギリシャ神話に登場する鍛冶神ですからね。

日本刀は不純物を徹底的に取り除いた剣で別名は真剣。  
漢字で読み解けばと同じで
純粋混じり気が無いという意味です。
なので日本刀は名実共に真剣なのです!

名刀として価値が認められた刀に限定されますが、
刀は武士の魂とも呼ばれる所以として、
鍛冶職人が己が目を焼き、
誠を尽くして打ち、
不純物の無い純粋な鋼の刃だからでしょう。

そして、日本刀と言えばたたら製鉄へと繋がるわけですが、
初代天皇である神武天皇の皇后の名前が
比売多多良伊須気余理比売(ひめ タタラ いすけよりひめ:古事記名)。

出雲と言えばスサノオ様ですがスサノオ様と言えば鉄。
そして、神武天皇の皇后の名前にたたらと・・・。
なんか、どこまでも意味深な流れですよね(笑)

出雲のたたら場では金屋子神を祀っていて、
金屋子神は死に対する禁忌がなく、むしろ好まれているのです。  
たたら製鉄では亡骸を傍におくと鉄の涌きが良くなる・・・と。

五行解説.png

因みに風水理論の陰陽五行説で読み解くと、
五行は木・火・土・金・水で、
簡単に解説すると火は土を作り、
土は金属を作るといった自然の流れになります。

神代三剣として有名な布都御魂剣は
高倉下様が初代天皇の神武天皇へ運ばれた神剣。
天羽々斬剣はスサノオ様が八岐大蛇退治に用いた神剣。
八岐大蛇を退治した際に尻尾から見つかったとされる草薙剣。
布都御魂剣と天羽々斬剣は石上神宮、
草薙剣は熱田神宮で大切に祀られています。

実は神代三剣はどれもスサノオ様と深く関連していて、
書ける範囲で憶測を交えながら綴ると・・・

布都御魂剣の漢字を見ると・・・布都様の御魂を宿した剣。  
「たたら製鉄では亡骸を傍におくと鉄の涌きが良くなる」
そのままの意味として亡骸は土なので、
土は金属を作ると解釈するのが一般論。
亡骸を火葬しても火は土を生むわけで・・・  
たたら製鉄の流れは自然の摂理そのままなので、
木  →  火  →  土  →  金の流れです!

草薙剣の正式名称は天叢雲剣です。
天叢雲様を宿した剣とも解釈出来るけれど、
おそらく天叢雲様の専用剣だったと思っています。
神話を見るとこの天叢雲剣を使って
日本武尊尊が草を薙ぎ払ったので
草薙剣と呼ばれるようになり、
今では三種の神器の1つとなっています。

話を戻して・・・
元々八岐大蛇とは氾濫した川を比喩していて、
スサノオ様が氾濫する川の治水工事を行い、
そこで産出された砂鉄を用いてスサノオ様が作られた剣が天叢雲剣。  

出雲地域の地図を確認してみると・・・
斐伊川から砂鉄が産出されてますね^^  
八本の川の治水をされたか、
八か所の治水をされたかに由来して八岐。  
風水において川は龍と例えられるので大蛇。

氾濫して猛威を振るっていた川が八岐大蛇の正体で、
八岐大蛇の尻尾から草薙剣が出たの部分は、
斐伊川  →  砂鉄  →  たたら製鉄  →  剣作成の比喩。

天叢雲様専用剣と言っている時点で、
とある神様の名であるわけですが、
天ノ村雲様とは違う別の神様だと言われています。
ただ、天叢雲様と天ノ村雲様は別の神様ですが
血を辿っていくとスサノオ様へ・・・。

さて、この時代がいつなのかが気になる所ですが
高倉下様が布都御魂剣を神武天皇へという話から
初代天皇の神武天皇即位が皇紀の始まりなので・・・
単純に2018年は皇紀2678年なので2678年前位のお話?
つまり縄文時代となります。

これを裏付けるかのように島根県安来市にある和鋼博物館では
「日本列島における人々と鉄の出会いは縄文時代末から
 弥生時代のはじめの頃」と時代を明確にしています。

一般的に縄文時代に製鉄はあり得ないと思われていますが、
実は福岡県糸島郡二丈町の石崎曲り田遺跡の住居址から
縄文時代晩期の板状鉄斧(鍛造品)が発掘されているのです。
また長崎県小原下遺跡では縄文時代の
鉄滓(鉄を製錬する際に出る不純物)が発見されています。

九州地方の神社を見ていくと・・・
スサノオ様の一族が数多く祀られている事から
スサノオ様が統治していた地域だと推測できます。
例えばスサノオ様との誓約によって宗像三女神が産まれ・・・
神社参拝弾丸ツアー in 福岡②でも参拝させて頂いた
宗像大社はあまりにも有名な神社ですよね!

事実かどうかは別として歴史ロマンを感じるのが
旅の醍醐味というものです♪

そうそう、皇紀の覚え方ですが、実は西暦+660年が皇紀ですよ♪
タグ:出雲 参拝記
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