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神社参拝弾丸ツアー in 福岡② [神社参拝記]

関連記事:神社参拝弾丸ツアー in 福岡①

2014年9月13日(土)AM6:00
道案内をしてくれる御仁と宿泊したホテル前で合流。

早速車に乗り込むと霊水として有名な修験の山である
英彦山は高住神社の湧水を有難く頂きました。
九州随一と言われるこの霊水は、
まろやかで美味しく、
時間が経過するとペットボトルには自然と気泡が発生します。

福岡まで足を伸ばすので「英彦山の霊水が飲みたい!」
などと言う無茶な要望はしていなかったのですが、
多忙なスケジュールの合間を縫いながら汲んでおいてくれました。

今は2018年3月下旬ですが、
当時を振り返りながら記事を綴っています。
そして改めて思う事ではありますが
こういった事の1つ1つが神々様からの贈り物なのだと感じます。
私は偶然はなく、全ては必然という考え方で
どこか運命論の考え方に近いのですが、
私の考えでは自分が行動する選択肢は自分自身で
自由に選ぶ事が出来るのですが
選んだ選択肢の結果は予め決まっているという考え方です。
例えるならゲームのような感じです。
ゲーム内でプレイヤーを自由に操作できますが、
ゲームプログラムでは予め
プレイヤーの操作に対する結果が決まっています。

さて、話を戻して神々様からの歓迎の水を頂きながら
最初の少童神社へ向かいます!

2014年9月13日(土) 1日目の予定は下記の通り。
 6:30~ 7:00 少童神社
 7:10~ 7:40 猿田彦神社
 8:10~ 8:30 天津神社
 8:30~ 8:45 少彦名神社
 9:00~ 9:50 住吉神社
10:20~11:00 香椎宮
11:30~12:00 志賀海神社
12:00~13:00 昼食
14:15~15:15 宗像大社/辺津宮 神札拝受
15:30~15:45 神湊発フェリー(渡航、約15分)
15:45~16:10 宗像大社/中津宮
16:20~       大島発フェリー(渡航、約25分)
18:30       大宰府着

※行きたい場所を伝えると・・・
 こんな鬼スケジュールが組まれていたのでした(笑)

少童神社
少童神社1.jpg
少童神社 拝殿.jpg
少童神社 由来.jpg
少童神社 腰掛石.jpg
画像は少童神社

ここは菅原道真様ゆかりの地で、
太宰府へ向かう際に道真様が腰を掛けた石があり
最初の参拝神社としました。
祝詞奏上後に道中の安全と、道真様のお見守りを祈願しました。

猿田彦神社
猿田彦神社.jpg
猿田彦神社 正面.jpg
猿田彦神社拝殿.jpg
画像は猿田彦神社

言わずと知れた天孫降臨の際に道案内をされた神様です。
ビル街の中に佇むこじんまりとした神社です。
早朝参拝のせいか神社貸し切り状態♪
しかも、鳥居をくぐった瞬間から何とも言えない
独特の空気が神社境内を充たしていました。
人並みに神社に参拝させて頂いているように思いますが
この感覚は始めてで他の神社で感じるような
神気とは異なる不思議な空気に包まれました。
また、狛犬ではなく狛猿なのも芸が細かいです。

啓きの神、道の神、旅人の神、導きの神としても名高く、
弾丸ツアーの道中の安全と
これからの未来を切り開いてもらえるよう祈願しました。

天津神社
天津神社.jpg
天津神社 禊由来.jpg
天竜池.jpg
画像は天津神社

住吉神社西門入口の目の前にある神社です。
伊弉諾大神が禊祓を行った霊池があり、
住吉神社への参拝前に禊祓の意味で参拝を行います。

住吉神社
住吉神社.jpg
住吉神社参道.jpg
画像は住吉神社

少彦名神社
少彦名神社.jpg
画像は少彦名神社

大国主の神様と共に歩まれながら国造りを行い、
常世の神、医薬、温泉、禁厭(まじない)、穀物、知識、
酒造、石の神・・・として有名な神様です。
住吉神社への参道上にあり、流れに沿って参拝します。

住吉神社2.jpg
画像は住吉神社

筑前国一宮であり、延喜式神名帳に記された式内明神大社。
住吉三神を祀る最古の神社と言われ、
日本三大住吉として有名な神社です。
西門前の天津神社、西門からの参道にある
少彦名神社へと順に参拝して心身共に清めてから、
住吉神社へ参拝するのが自然な流れで、
正しい参拝順序のように思われます。
このような参拝を行う事で気持ちの上でも、
どこか違う住吉神社を体験出来るかもしれません^^

相撲殿
相撲殿.jpg
画像は住吉神社相撲殿

相撲は国技である前に神事でもあります。
相撲の祖神は野見宿祢ですが
実は道真様のご先祖様でもあります。
これから相撲殿の竣工式が行われるとの事で
準備が進められていました。

早朝から参拝している事もあって、
この時点で約75分の時間的な貯金が生まれ、
予定には無かった筥崎宮へ参拝する事にしました。

当初は時間的な問題から諦めていた筥崎宮ラッキーです!
しかも、命を尊び、海の幸、山の幸に感謝するお祭りの
放生会(ほうじょうや)の日に参拝です♪
予定外の神社のお祭参拝は神様のお導き!
意気揚々として筥崎宮に到着すると・・・
思わぬ落とし穴が私達を待ち受けていました。
今回の弾丸ツアーにおける最初の試練?だったかもしれません。

筥崎宮
境内駐車場に入れそうもない.jpg
画像は筥崎宮の鳥居

100台規模の境内駐車場に入れない!(笑)
神社境内にある駐車場には駐車できない程に混雑しており、
神社本殿裏のコインパーキングに駐車します。
そして、私の神社参拝のルールとして
1之鳥居から順に2之鳥居、3之鳥居・・・拝殿へと進みます。
通常、神社の本殿から遠く離れた鳥居が1之鳥居なので

1番遠い鳥居.jpg
1番遠い鳥居 筥崎宮.jpg
画像は本殿から1番遠い鳥居

福岡県神社庁のあるお潮井浜まで
私達の駐車した駐車場から約1.5km程歩き
赤い鳥居をくぐってから神社拝殿を目指します。

屋台準備の筥崎宮 参道.jpg
画像は屋台準備

屋台の数がスゴかったです。
パッと見ただけでも数百にはなるんじゃないかな?
約1kmに渡る参道は全てこんな感じ。

筥崎宮1之鳥居.jpg
画像は箱崎宮1之鳥居

この鳥居をくぐった先に見えているのが
あの有名な楼門でその先には
いよいよ本殿のある拝殿が・・・
んっ? 良く見ると・・・立て札に1之鳥居!?

筥崎宮 境内マップ.gif
画像は境内マップ

・・・・・。
気にしちゃいけない(笑)

筥崎宮楼門.jpg
画像は筥崎宮楼門

住吉神社と同じく筑前国一宮であり式内明神大社です。
また、日本三大八幡宮の1社としても有名な神社です。

湧出石.jpg
亀山上皇御神像.jpg
画像は湧出石と亀山上皇御神像

筥崎宮参拝は放生会の日だった事もあり、
普段は見ることの出来ない場所へ進んでみると・・・
DSC00116.jpg
DSC00115.jpg
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DSC00090.jpg

・・・・・。

神様のお導きとして筥崎宮を参拝した私達は
約75分もの時間的貯金を使い果たし、
足早に他の神社へと向かわなくてはならなくなりました。
神社参拝は理由があって16:00(理想は15:00)までに行たいので
宗像大社の中津宮がある大島へ渡るには
15:30の神湊発フェリーが最終便なのです。

1日目の残りのスケジュールを確認すると・・・
10:20~11:00 香椎宮
11:30~12:00 志賀海神社
12:00~13:00 昼食
14:15~15:15 宗像大社/辺津宮 神札拝受
15:30~15:45 神湊発フェリー(渡航、約15分)
15:45~16:10 宗像大社/中津宮
16:20~        大島発フェリー(渡航、約25分)
18:30       大宰府着

香椎宮
香椎宮1.jpg
香椎宮2.jpg
画像は香椎宮

伊勢の神宮と共に他の神社と異なる特別な神社で
天皇陛下の名代として勅使が派遣され、
10年毎に勅祭が行われる由緒正しき神社です。
数多ある神社の中で全国で17社しかない
勅祭社の1社がこの香椎宮なのです!

不老水
不老水.jpg
画像は不老水

「御飯の水」「老の水」とも言われ、
武内宿禰公が仲哀天皇、神功皇后のお供をして
香椎の地に住居を構えられた時、
朝夕汲み取って天皇皇后に献上する御飯を調えた由緒ある霊泉。

喉が渇いていた事もあり、即座に口に含み
身体の隅々まで不老水が浸透し潤っていきました。
このような霊験あらたかな湧水の味を
評価するのは大変おこがましい事なので
”美味しい”という言葉だけに留めておきます。
なお、環境省によると昭和60年に名水100選に認定され、
飲む場合には”煮沸”が必要・・・
世の中には知らない方が幸せな事があるのです(笑)

予定外の筥崎宮を参拝したにも関わらず、
志賀島へ渡って時計を見ればAM11:30。
道を熟知しているからこそ成し得る偉業であり、
いかに効率良くテキパキと回っているかを物語っています。

再び予定を変更して、お昼を先に頂く事にしました。
12:00前の空いている時間帯にランチを取る事で、
時間的貯金を増やそう作戦です♪

ランチはどこで何を食べるか?
候補は2つありましたが、甲乙付け難く
当日の流れに身を任せる事にしていました。
とは言え、朝から何も食べていないので、
少し贅沢にサザエの壷焼きサザエ丼をオーダーします。
道案内をして下さった方のブログには
サザエの壷焼きとサザエ丼の画像がUPされているので・・・
私は、こっそり撮影しておいたお店を(笑)

中西食堂
中西食堂.jpg
画像は中西食堂

素材の味がよく引き出されており絶品!
海の恵みを存分に感じる事が出来ました♪
この海の恵みに感謝しながら、
志賀海神社へと参拝に向かいます。

志賀海神社
志賀海神社.jpg
清め砂.jpg
志賀海神社楼門.jpg
志賀海神社拝殿2.jpg
亀石と遙拝所.jpg
画像は志賀海神社

弾丸ツアーで最初に参拝した道真様ゆかりの少童神社。
この少童とはワダツミを意味し、
海洋の神として大綿津見神を祭神としています。
そして、志賀海神社は、龍の都とも呼ばれ、
全国の綿津見神社の総本宮でもあります。
また延喜式神名帳では明神大社に記される歴史ある神社です。

鹿角堂
鹿角堂.jpg
画像は鹿角堂

神功皇后が対馬にて鹿狩をした際に奉納されたのを起源として、
その後、祈願成就の御礼に奉納され
今では1万本以上の鹿の角が奉納されているのだとか。

金印公園
金印公園.jpg
金印公園2.jpg
金印.jpg
画像は金印公園

こちらも予定にはありませんでしたが、
お昼作戦が成功して時間的貯金が出来たので思わず・・・
巡るべくして巡っているという感じでしょうか?
冒頭に綴った通り、偶然はなくて全ては必然
福岡へ神社参拝ツアーを行う選択をした時から
人知の及ばない所で決まっていたという事です。

金印については歴史の授業で習っているので、
【漢委奴國王】の金印は親しみ深いのではないでしょうか?
後漢書によると西暦57年後漢の光武帝が
倭国の使者に与えたの金印とか
史記西南夷列伝の武帝が紀元前109年に滇王へ送った王印とも。
因みに三国志の魏書、魏志倭人伝に登場する邪馬台国へ送られた金印は
西暦238年頃に卑弥呼へ送られた親魏倭王印です。


宗像大社
宗像大社 大鳥居.jpg
画像は宗像大社の大鳥居

弾丸ツアー初日のメインが、ここ、宗像3女神を祀る宗像大社です!
我が国の正史である日本書紀によると道主貴(みちぬしのむち)と呼ばれ
あらゆる「道」を司る最高神として、その絶大なるご神徳は全国に轟いています。
また交通安全の宗像大社という二つ名を持つ神社でもあり、
宗像大社で行われる最初の祈願はJR九州で
社長自ら参拝して安全を祈願されています。
因みに車専用の交通安全のお守りは、
宗像大社が全国に先駆けて昭和38年に頒布。
他の神社参拝と違って宗像大社では
神札拝受を予定していましたが・・・。

辺津宮本殿
改修中の本殿.jpg
仮本殿.jpg
画像は本殿と仮本殿

平成ノ大造営によって本殿は修復中で仮本殿にて参拝。
参拝者が列を作って並んでいた事もあり、
手短に祝詞を1度奏上して次の方へと譲ります。
弾丸ツアー初の手抜き参拝ですが、
実は、他の場所でしっかりと祈る予定だったので
「◯◯へ来て下さい」ってお願いするだけなのでした。

第二宮
第二宮.jpg
画像は第二宮

第三宮
第三宮.jpg
画像は第三宮

伊勢の神宮は20年に1度の式年遷宮が行われ、
古い宮を解体した後の柱等の古材は全国各地のゆかりある神社へと
引き継がれていきます。
この宗像大社では、第60回式年遷宮の際に特別に下賜され
第二宮、第三宮は、神宮の別宮をそのまま移築再建。
因みに2013年に神宮で行われた第62回式年遷宮の
総費用は約550億円。
憲法20条の政教分離政策によって、
国と神社の関係は断ち切られているので、
公金の投入は一切ありません。
20年に一度、550億円もの費用を捻出できる
我が国最高の神社が伊勢の神宮と考えるとスゴイです。
宗像大社は伊勢の神宮との深い結びつきにより
第二宮、第三宮と丸々移築再建しています。

高宮祭場
高宮祭場.jpg
画像は高宮祭場

ここは、宗像大神ご降臨の地として
沖ノ島同様に最も神聖な場所でもあります。
この神聖な場所で私は日頃の感謝を込めて
お神酒の他にある贈り物をお供えさせて頂きました。
何を贈ったかはナイショですが、
姫神様が喜ばれるようなモノを贈らせて頂きました。
実は、ある信頼する霊能者の方から教えて頂いていましたが
このような贈り物が有効なのか?
検証を兼ねてお神酒や贈り物は正面にお供えせず
自分の真横に置いて、祝詞を奏上し、
宗像大神への贈り物である事を告げました。
すると・・・正面ではなく、
贈り物を置いた左側から強く神気を感じ・・・
不思議と大層お喜びになられながら
受け取って下さっている印象を受けるのです。
単なる自己満足という名の妄想かもしれないけど
自分の受けた印象や感覚として
偽りなく備忘録として綴っておく事にします。

神宝館に入って神の宝を見学します。
本当なら時間をかけてじっくり見学したい所ですが
そこは弾丸ツアー、そんな余裕がありません(涙)

一通り展示物を見終えた後、
案内者の御仁から賭けを提案されました。
余裕を持って船着場へと移動せずに
ギリギリまで神宝館での見学を提案したのです。

時間にすればほんの数分ですが、
この気遣いには心から感謝しています。
上映されているビデオ映像を全て見る事や
説明員の方に色々とお話を伺いたかったのが
心残りと言えば心残りですが、
過密で濃厚なスケジュールの中、
神宝館に入館できただけでも有難い事でした。

神宝館を出て中津宮のある大島へと渡る為に
車を飛ばして船着場の入口前に到着したのは出航3分前!
私を降ろし、案内者は駐車場に車を停めに行きます。

私の役割は案内者の分までチケットを購入して
乗船までの時間を短縮する事と、
可能であれば迷惑を承知で出港時間を引き伸ばす事にあります。

案内者の方は、自分はいつでも来れるから
最悪、私だけでも大島へ渡れるように・・・。

こういった事を示し合わせる事無く咄嗟に判断して
行動出来る点が最高です♪

そして弾丸ツアーがどれだけハードであるか・・・
実にハラハラ、ドキドキな強行軍!

案内者の方がフェリー乗り場へ無事に辿り着き、
最悪な結果は回避して一安心しながら船に乗り込み出航すると
予想だにしなかった試練が私達を待ち受けていました!

出航
しおかぜ2.jpg
一見、穏やかに見える海でしたが・・・

荒れ狂う波
虹.jpg
キレイな虹が写っています! 
じゃなくて、これ船の一番高い場所です。
※大きな波の時はカメラがずぶ濡れになる為、
 シャッターを切る事が出来ませんでした。
大きな波が来ると波しぶきが体中にかかり・・・
これはヤバイと思って船内へと慌てて移動します。

荒れ狂う波
荒れ狂う波.jpg
画像は船内

船は大きく揺れ、手すりに必死にしがみつき・・・
荒れた海はシャレにならない怖さがありました。
道案内をしてくれた方は、風水の講演会を行っているので
きっと、いや、確実に・・・
「◯◯◯、命を賭けて渡航してきました!」
このようなフレーズが飛び出すのではないか?
なぜか、そんな気がしてなりません(笑)

しおかぜ.jpg
画像はしおかぜ

これでなんとなく波の高さの
想像がつくのではないでしょうか?
小さな船だと荒れた海は怖かったですが
これも良き経験なのかもしれません♪
なんとか大島に辿り着き、中津宮へ参拝します。

中津宮
中津宮.jpg
中津宮2.jpg
神勅.jpg
画像は中津宮

中津宮参拝直後に宗像大社の神札拝受していない事に気付きます!
メイン目的の1つである宗像大社の参拝と神札拝受。
完全に頭から抜けていました。
これだけ色々な刺激を短時間に経験しているので
うっかり忘れてしまうなんて事も仕方ないと諦めもつくのですが
ナゼか中津宮を参拝した直後に気付きます。実に不思議です。

大島の滞在時間はわずか20分。
船着場から中津宮まで徒歩で数分かかり、
移動時間を差し引いて考えると・・・
宗像大社の神札拝受を諦めざるを得なかったかもしれません。
改めて、偶然はなく、全ては必然。
中津宮で神札を拝受しなさいという事だったか、
神札を忘れていますよと教えて頂いたかのどちらかです。
いずれにせよ、大島の中津宮で気が付いた事は本当に幸いでした。

天真名井(あめのまない)
天真名井.jpg
画像は天真名井

中津宮が鎮座する大島に流れる湧き水。
だんだん湧水ツアーな気がしないでもありませんが、
神々の恵みを感じる事は何度あっても良いものです。
こちらの湧水も大変美味でありました。

無事に宗像大社の神札を購入して、
弾丸ツアーとしての初日の目標は達成です!
欲を言えばゆっくりとしたい神社もあったのと、
沖津宮遥拝所にも足を伸ばしてみたかったですが
次回があればお楽しみにとっておきたいと思います。

こうして、神社参拝弾丸ツアーの初日は
無事に終えるのでした。

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春分の日は神事です。 [神事]

本日3月21日は春分の日です。
「祖先を敬い、亡くなられた人々をしのぶ」日として法律に定められた
国民の祝日となっていますが、多くの祝日がハッピーマンデーとして
月曜日になるのに春分の日は移動する事のない特別な日でもあります。

元々は国民の祝日ではなくて大祭日であり、
春季皇霊祭が正式名称でした。
大祭日とは天皇陛下自ら祭祀を行われる日の事です。
神様を祀る神社のご祭神祀る祭りは同じ意味で
神社の神様を祀るは、奉る(たてまつる)から祀るに変化しており、
奉るは奉納を意味した言葉です。
祭りは地域を挙げて神々様に五穀豊穣の感謝を奉納しています。
大祭日と祭の字が入っている時点で神事を行う日である事がわかります。
そして皇霊祭の名の通り、歴代の天皇・皇后・皇親の霊を祭る日なのです。

陛下は一般に万世一系の天照大神直系の子孫と言われているので、
神道の長的存在でもあります。
神道について簡単に分類するなら皇室神道、古神道、神社神道でしょうか。
宮中祭祀(皇室神道)は神社神道とは少し異なった部分がありますが
神道である事に変わりはありません。

仏教においては彼岸として、
ご先祖様に感謝し手を合わせる日となっており、
歴史を見ても、宗教的に見ても、法律の条文を見ても、
3月21日はご先祖様に手を合わせる日なのです。

そこで、どんなお墓参りが正しいのか?  
ここは大変に難しい所ではありますが、
私のお墓参りは、先ず、地元にある神社に参拝します。

ご先祖様に手を合わせる日ですから、
神社に参拝するのは当然なのです!  
神様を知るとわかりますが、神様の定義の1つがご先祖様だからです。
関連記事:「神」という漢字を読み解く

私が大好きな1柱の神様に【至誠の神】として
真(まこと)の道を貫かれた神様がおられ
平安時代に遣唐使を停止した御仁でもあります。

この神様は九州の大宰府にて祀られていますが、
実は、その場所は御墓所でもあるのです!  
元々、日本神話って古事記、日本書紀、風土記といった
各歴史書に記されていて単なる作り話ではありません。
関連記事:怨霊と御霊信仰(ごりょうしんこう)①
我が国最古の歌(和歌)として有名な
「八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣作る その八重垣を」
の歌がありますが、あのスサノオ様がお詠みになられた歌として有名です!  
神の歌とも呼べるのかもしれませんね^^

そんなわけで、先ずはこの国を作り、
見守られてきたご先祖様(神々様)へ
感謝を捧げる意味で地元の神社に参拝してから、
自分の家(親族含む)のお墓参りを行っています。

各家毎に宗教に違いがありますが
ご先祖様に対して手を合わせる事に何ら変わりありません。

供養とは供えて養うと書き
「ご先祖様に対して元気な姿を見せると共に
お供え物を添えて養う事です」
法事の際にお坊さんから説法を受けた記憶がありますが
なかなか上手いことをおっしゃられると関心したものです。

風水の語源とされる葬書でも
一族の安泰と繁栄は、先祖とその守護神の祭祀が
きちんとなされていることからはじまるという考えがあり、
どれも同じ事を指しているように感じます。

関連する事柄(雑学知識)を簡単に結びつけて、
今回の記事を綴りましたが、今後のお墓参りの参考になれば幸いです。
タグ:神事 神様
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神社参拝弾丸ツアー in 福岡① [神社参拝記]

神社参拝弾丸ツアー in Fukuoka.jpg
画像は神社参拝弾丸ツアー参拝地 in 福岡

2014年5月23日、とある霊能者の方を通じて
私の産土の神様を尋ねてみた所、
「この方縁ある神は、大宰府に祀られし菅原道真公。
 しかし、今は少し遠くより距離をあけて
 眺めておられもする。」との事でした。

今でこそ、道真様は大好きな1柱の神様ですが
産土の神様だと教えて貰えるまで
道真様の事は学問の神様として崇められている程度しか知らず・・・。

産土の神様とは自分にとって最も大事な神様の1柱で
産まれる前から、そして他界した後まで見守って下さる神様です。
最も身近で最も大事にするべき神様だと言われています。

そんなわけで、何が何でも大宰府へ参拝させて頂き、
神札をお受けして、我が家にて大切にお祀りせねば・・・
こうして福岡へ旅行する計画を密かに練り始めました。

2014年6月中旬、太宰府天満宮に参拝するだけでなく
せっかく福岡の地を訪れるのだから、
他にも好きな神社を参拝したいなと考えたのが
宗像3女神をお祀りする宗像大社。
私の中で、太宰府天満宮と宗像大社は
絶対に外せない神社でした。

ただ、1日で大宰府天満宮と宗像大社の両社を
土地勘も無く参拝する事が出来るのだろうか?
素朴な疑問を抱いて、福岡在住のとある方に相談した所、
公共機関を使って両社を回れない事もないけど、
ほぼ丸1日を費やす事になるし、車で行動するなら
それなりの土地勘が求められるという事でした。

両社は距離も離れているし、やっぱりそうだよね・・・
そう思いながら、メールを読み進めていくと
「もしスケジュールの都合が合えば、
 僭越ながら私がご案内できるやも知れませんよ。」と。
願ったり叶ったりなのですが、これは神様のお導きなのか?

前回の神様からの招待状にしても
2014年に行った神社参拝弾丸ツアー in 福岡でも
自然と不思議な縁が紡がれるのです♪
 
実は、案内してくれる御仁は全国を飛び回っていて
非常に多忙な方ですが、私が福岡の観光案内を
お願いできる人としてこれ以上の方は居ません。
もし、この御仁と一緒に福岡の地を回る事が出来たなら、
非常に贅沢な福岡観光となること間違いなしです!

こうなると、もう、気分は大船に乗った状態で、
参拝したい神社や観光したい場所を片っ端から
ピックアップするだけ(笑)
現実的に厳しいようなら後で削れば良いだけなのです。

そして、私が始めに選んだ神社、観光地は下記の通り。
太宰府天満宮、天拝山(登山)、都府楼跡地、竈門神社、
宝満山(登山)、飯盛神社、宗像大社、塩土神社、
志賀海神社、香椎宮。

返ってきたお返事はというと・・・
「丸々2日間を要して、全部巡れるかどうか・・・」
(2泊3日の福岡旅行を計画すれば良いのね)

そこで、参拝神社、観光地の選択と集中を行って
下記のように要望しました。

1日目
住吉神社、下照神社、若宮神社、警固神社
猿田彦神社、少童神社、天拝山(可能なら)
2日目
都府楼跡地、大宰府天満宮、竈門神社(山登りなし)
志賀海神社、宗像大社

すると・・・
「全日フル活動で動けば他の候補地にも
 足を伸ばせるかと思われます。」
(今度は削り過ぎて時間を持て余してしまうのか・・・)

こんなやり取りを行いながら
2014年8月中旬~9月上旬頃には
下記のような形になりました。

1日目
少童神社、猿田彦神社、天津神社、少彦名神社、住吉神社
香椎宮、志賀海神社、宗像大社(辺津宮)、大島(中津宮)

2日目
太宰府天満宮、竈門神社、都府楼跡地、天拝山登山
飯盛神社、◯◯神社、桜井神社、警固神社、若宮神社
下照神社

私の神社参拝における基本的なルールは
神社の参拝は1の鳥居から順にくぐって拝殿へ向かい
最終参拝時間は16:00まで!
祝詞は3唱し、各神社へお神酒をお供えします。

因みに1日目の宗像大社は大島へ渡りますが
船の出発時刻が決まっています。
2日目の夜には飛行機に乗って帰ります。
まさに時間との勝負、弾丸ツアーという強行軍なのです。

「どこまで予定通りに進むか分かりませんが、
 互いに日頃の行いが試される絶好の機会かも
 知れませんね。」と意味深なメールが!

案内してくれる御仁のスケジュールを見ると・・・
2014年
9/ 4(木) 福岡県→島根県 車移動
9/ 5(金) 島根県→愛知県 車移動
9/ 6(土) 愛知県
9/ 7(日) 愛知県→東京都 新幹線
9/ 8(月) 東京都→愛知県 新幹線 
      愛知県→三重県 車移動
9/ 9 (火) 三重県→福岡県 車移動
9/10(水) 福岡県 
9/12(金) 飛行機にて夜に私が福岡入り。

案内して下さる御仁のハードスケジュールと
何か問題が発生した時点で、
身動きが取れなくなって神社参拝弾丸ツアーは
実現しない事がわかると思います。

私は突発的な緊急の仕事、
天候その他による交通機関の遅れが発生すると
飛行機に乗り遅れて福岡の地を踏むことは叶いません。

9/13(土) 神社参拝弾丸ツアー1日目 車移動
9/14(日) 神社参拝弾丸ツアー2日目 車移動
神社参拝弾丸ツアー当日も事故や渋滞に
巻き込まれた時点で参拝可能神社が少なくなります。

また、スピーディに神社参拝を行う上で天候は大事です。
”あらゆる意味で試される”ハラハラ、ドキドキな
日頃の行いから試される神社参拝弾丸ツアー!

はてさて、この無謀とも思える神社参拝弾丸ツアーは
予定通り全ての神社を参拝する事が出来るのか?
全ては神様のお導き次第でした。

※ ・2日目の◯◯神社は、少し特殊な場所にあるので
   伏せさせて頂いております。
  ・基本的に神社参拝弾丸ツアーは推奨しません。
   心いくまで神社に居て歴史を感じる事が望ましいです。  

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神様からの招待状 [神社参拝記]

去年から密かに遠方に住んでいる友人と一緒に
とある地域の神社参拝を計画していたのですが、
年が明けて雪の影響が無くなった頃に順延していました。

で、冬から春へと季節は移り変わり、
神社参拝計画を予定していたとある地域にある神社より
友人の元へ招待状が届いたのです。

その招待状を見た友人は私に
「今月末頃から、そにさんの予定に合わせて
 とある地域の神社参拝計画を組もうと思ってたましたが・・・
 ◯月◯日にとある地域にある◯◯神社さんから
 例大祭のお誘いがありましたので
 この週に一緒に参列されませんか?」と。
※内容がわかりやすいように加筆修正済。

例大祭とは、その神社において1番大事な神事を行う日なので
始めは例大祭が行われるので一緒に見に行きませんか?
といったお誘いだと思ってあまり深く考えずに
自宅の神棚に手を合わせていると・・・
心地良い神気に包まれながら
「神々からのお誘いなのでお言葉に甘えられるのが良い」
「近くで会いたいという図らい」といった妄想が!

そりゃあ、神事の日に参拝すれば普段よりも近くで・・・
と思いながらメールを読み返して見ると
【一緒に参列されませんか?】と明記されてるではないですか!
つまり、例大祭の神事に参加しませんか?という内容なのです。
何かの間違いかな?と思いながら友人に確認してみました。

「これは◯◯神社の神事に参加するという事かな?」
「はい、招待状が届きましたのでお誘いさせて頂きました。
 もちろん、参列でです。 どうでしょう?
 開始は朝9時30分からです。
 服装は礼服、若しくは礼を乱さぬ程度の平服とします、との事です。」

参列、つまり、神事に参加する事を意味しています。
一般的な例大祭に参列する=神々様へ直接玉串を捧げる事になります。
神事の日に参拝ではなく、神事に直接参加する。
神棚を前に手を合わせていた時の妄想通り、
限りなく神様の近くに寄れるという事です。

更に確認として
「その招待状は毎年届いたりするものなのかな?」
「実は今まで◯◯神社さんから例大祭のお誘いがかかる事はなく
 突然、招待状が届いて
 『なぜ、いまになって?』と思いました・・・
 6年前に社殿の修繕にと寄付した事はありますが、
 同じように寄付した友人には今回の招待状は届かなかったです。」

例大祭招待状.jpg
画像は例大祭招待状(神社名等は伏せてあります)

・・・・・・。

実に摩訶不思議な流れです。
私は1度も参拝した事のない神社である事は言うまでもありませんが
神社のご祭神を確認すると好きな神様の1柱。
もちろん、とある地域への神社参拝計画の中に含まれている神社の1社。

神社の神事に参列出来る方というのは基本的に
その神社(神様)への崇敬が厚い方で、
地元(氏子)のごくごく限られた人に招待状が発送されます。
しかも、通常の祭祀ではなく神社にとって最も重要な祭祀の例大祭。
友人の住んでいる地域は、
◯◯神社のある地域とは異なる地域(都道府県からして違う)に住んでおり、
しかも、突然、届いた招待状に友人も首を傾げている状況。

こ、これは、、、
この摩訶不思議な流れは間違いなく神様からのお誘いに違いない♪
私視点だと遠方にある神社の為、気軽に参拝できる神社ではなく、
朝9:30から例大祭開始なので前日から宿泊が求められるのですが
これはもう行くしかないですよね?(笑)

方針としては参列する方針ですが
いかんせん、未来の事なので何が起きるかわかりません。
なので、無事に神様のお誘いを受けて参列が叶ったり、
神事に参列できなくても、日を改めてこの神社を
参拝出来た暁には続きを綴りたいと思います。

そんなわけで、ちょっと驚きを隠せなかったりしますが
備忘録を兼ねたブログでもあるので
今まで参拝して特に印象深かった神社参拝について
神社参拝記として記事を綴っていこうと思います。
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今日は楽しい雛祭り♪ [神事]

3月3日は桃の節句として女の子の為に雛を飾る雛祭り!
なぜ、かむやしろで雛祭りを取り上げるのか?というと
それは雛祭りは神事だからです♪

神社の神様を祀る、神社の御祭神という具合に
「祭り」とは「祀り」と同じ意味なのです。
ゆえに、祭りとは神事なのです。

古神道が好きな方だと知っておられる方もいるかもしれませんが
「上巳(3月3日)の節句」とは桃が咲く時期から「桃の節句」とも呼ばれ、
桃などの自然の生命力を頂きながら厄災を祓う日でもあります。

祓い方は人形(ひとがた)を作って体を撫でたり、
息を吹きかけたりして穢れを移した人形(ひとがた)を川に流す
流し雛(雛流し)を行ったり、
桃花の枝で身体を祓い、桃酒、母子餅(草餅)を食して
延年多幸を祝すのが3月3日の神事です。
この神事と平安貴族の子供達が行った「雛(ひいな)遊び」とが
合わさって雛人形へと繋がっていると言われています。
※ 雛遊びは、今で言う「オママゴト」です。

そんなわけで今回はお雛様が主役です。
まずはこの画像を見て下さいませ。

お雛様1.jpg
画像はお雛様

正面だけでなく、左、右、後ろと四方に
四角すいの形で同じように飾られています。
ひな壇     31段 
高さ       7m 
ひな人形数1,820体。

圧巻です!
しかも、コレ実は市役所の中に飾られてたりします(笑)


お雛様 説明.jpg
画像はお雛様の説明

市役所全体で約5,410体のお雛様を飾っています。

お雛様 内階段.jpg
画像は階段に飾られたお雛様

だから、こんな内階段にも300体♪


お雛様 玄関上.jpg
画像は玄関上のお雛様

こんな場所にも(笑)

今は雛飾りといえば、画像にあるような段飾りが
主流のように思いますが、
歴史を遡れば元禄時代(1688年~1704年)からなのです。
元禄時代以前ではお内裏様とお雛様のみを飾る親王飾りが主流でした。

親王飾り.jpg
画像は親王飾り

このお内裏様とお雛様は天皇・皇后両陛下をモデルにしているとも言われ
親王とは天皇の嫡男系の嫡出の子で男子、天皇の兄弟を指します。
つまり、親王飾りとは、
天皇・皇后両陛下のような幸せな結婚という願いを込めて
縁起感を持たせているのです。
また男雛、女雛の雛人形はある2柱の神様を指しているとも言われています。
※お内裏様の内裏とは男女対なので
 本来はお殿様とか男雛が正式名称になります。

さて、雛飾りの飾り方には関東雛と京都雛がありますが
どちらが正しいか知ってます?
答えは、その内、ブログの別記事で綴るかもしれません(笑)
タグ:神事
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