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神社参拝弾丸ツアー in 出雲③ [神社参拝記]

関連記事:神社参拝弾丸ツアー in 出雲②

稲田神社 姫のそば ゆかり庵でお昼を満喫した私達は
次の参拝地へと移動します。

2018年4月6日(金) 午後の予定
 5,須我神社
 6,熊野大社
 7,八重垣神社 16:00までに参拝
 8,美保関(東光ホテル) 可能な限り早目のチェックイン。
 9,美保神社 宵祭 20:00~22:00頃まで   

5,須我神社

須我神社鳥居.jpg
日本初之宮.jpg
画像は須我神社と石碑

古事記に記される最初の御宮、日本初之宮!
スサノオ様はこの地で気分が清々しくなったとして
須我と命名し宮殿を建てて和歌を詠まれました。

スサノオ様の和歌.jpg
画像はスサノオ様が詠まれた和歌

「八雲立つ 出雲八重垣 つまごみに 八重垣つくる その八重垣を」
この和歌が日本最古の和歌であり、
この須我神社が和歌発祥の地となるのです。
実は出雲という国名は、この和歌が起源となっており、
八雲立つは出雲の枕詞なのです。

御祖神社

御祖神社 鳥居.jpg
画像は御祖神社鳥居

どうもこの先が気になって雨の降る中、1人山登りを始めます。

山道1.jpg
山道2.jpg
山道3.jpg

傘を片手にカメラバックを下げての山登り。
足元は泥濘んで歩きにくく・・・
日頃の運動不足を痛感しながら、
途中で断念しようかと思うほどキツかったです。

御祖神社.jpg
画像は御祖神社

参拝した時はどの神様をお祀りしているのか不明でしたが
コチラには稲田姫の親神、足名椎命(アシナヅチノミコト)、
手名椎命(テナヅチノミコト)が祀られている事がわかりました。
なるほど・・・稲田神社に参拝した後という事もあって
稲田姫様にご縁を紡がれたのかな?
まさか雨の中で足元の悪い山登りをするとは思わなかった。

須我神社境内.jpg
須我神社拝殿.jpg
画像は須我神社境内と拝殿

この須我神社境内を見渡すと雨のせいか参拝者が居ません♪
これは、他の参拝者に気兼ねすること無く、
しっかりと祈りを通せるチャンス!
全ては偶然はなく必然ですから^^

拝殿にて、たたら刀剣館で購入した
友人の分を含めて3本の包丁を取り出して
「出雲の地で出雲の鉄を用いて出雲の職人が作った包丁です。
 どうかスサノオ様のお力添えを頂いて
 魔を切り裂き、未来を切り開く包丁としてご加護頂きたく!」
こんな感じで雨の中、1人祈りを通してみるのでした。
※もちろん、自己満足な世界ですからね♪
こうして出雲旅行主目的の3つの内2つは、
サクサクっと達成できてしまうのでした。

6,熊野大社

熊野大社鳥居.jpg
熊野大社拝殿.jpg
画像は熊野大社の鳥居と拝殿

主祭神は加夫呂伎熊野大神櫛御気野命(スサノオ様)
言わずと知れた出雲国一宮
実は出雲大社よりも格式が上となる神社なのです!

さざれ石.jpg
画像はさざれ石

境内には国家君が代に登場するさざれ石。

熊野大社 注連縄.jpg
画像は熊野大社の注連縄

出雲というと大きくて立派な注連縄ですよね♪
本来、鳥居や注連縄とは神様を閉じ込めるもの。
大きくて立派な → それだけ強大な力を持たれた神様を
恐れて閉じ込める呪い(まじない)なのです。

鎮火殿.jpg
鎮火殿看板.jpg
画像は鎮火殿と看板

スサノオ様がこの地で火を伝えられ、
出雲國造の火継式神事がある事から
「日本火出初之社(ひのもとひでぞめのやしろ)」と呼ばれています。

そうそう神社で祀られている神々様ですが
一緒に祀られている神々様はご縁があったりします。
例えば、スサノオ様をお祀りしている神社では
一緒に稲田姫をお祀りしている事が多いです。
熊野大社を見ていきましょうか。

稲田神社.jpg
稲田神社看板.jpg
伊邪那美神社.jpg
伊邪那美神社看板.jpg
荒神社.jpg
荒神社看板.jpg
稲荷神社.jpg
稲荷神社看板.jpg

境内向かって右に稲田神社、左に伊邪那美神社、荒神社、稲荷神社。

もちろん、神社によっては歴史の中で合祀されて
関連のない神様が一緒にお祀りされている事もありますが
歴史を読み解く上で神社参拝するのも面白いものです。

7、神魂神社(かもすじんじゃ)

神魂神社1の鳥居.jpg
画像は神魂神社1の鳥居

こちらの神社は参拝予定になかった神社なのですが
友人が時間に余裕があるのでという事で参拝した神社です。

神魂神社参道.jpg
画像は神魂神社参道

一の鳥居をくぐった参道は桜並木♪

神魂神社2の鳥居.jpg
画像は神魂神社2の鳥居

神魂神社看板.jpg
画像は神魂神社の看板

御祭神は伊弉冉(イザナミ)大神、伊弉諾(イザナギ)大神
この表記、男神、女神の順番ではなく、女神、男神の順番です。
古来、男性よりも女性の方が位が高かったのですが
その関係なのか?

神魂神社拝殿1.jpg
神魂神社拝殿2.jpg
神魂神社拝殿・本殿.jpg
画像は神魂神社拝殿と本殿

独特の雰囲気に包まれた神社境内・・・。
神魂神社は最古の大社造神社として国宝に指定されています。
実は出雲大社よりも古い建物なのと、
古代出雲の中心地だったと言われています。
そして、この神魂神社のおかげで大社造の構造が
わかったと言われていたような・・・。

8,八重垣神社

八重垣神社鳥居.jpg
八重垣神社拝殿2.jpg
画像は八重垣神社の鳥居と拝殿

八重垣神社由来.jpg
古代結婚式発祥の地.jpg
画像は八重垣神社由来と結婚式発祥の地看板

出雲の神社と言えば縁結びですよね!
出雲における縁結びの神社、八重垣神社です。
我が国最初の新婚旅行は坂本龍馬とおりょうが
鹿児島を旅行した事で有名ですが、
こちらの神社、古代結婚式発祥の地なのです♪

神社参拝計画を組んでいた最初の段階では
参拝する予定にない神社でしたが
何故か八重垣神社が目に留まり・・・
そして参拝しなくてはいけないと感じるのでした。

神社境内では何かを感じるといったような
特別な事はなかったのですが・・・
何となく居心地良く感じて、これは占いをしなきゃ!
神社に祀られている神様からのお言葉が神社の占いです。
大吉とか、細々とした部分を見るのではなくて、
最初に綴られる長い文章が神々様からの言葉になります。
※ 私は居心地が良いと感じた神社では
  何か神様からのメッセージがあるかも?
  と思いながら神社の占いをします。

櫛のお守り.jpg
画像は櫛のお守り

神社社務所に行くと・・・
これはグッドアイディアなお守りですね!
神話の中でスサノオ様は稲田姫様を櫛に変えて
お守りとしています。
私、こーゆの大好きです♪

水占いの紙.jpg
画像は水占いの紙

で、占いを探すと・・・
ふむふむ、この八重垣神社では水占いか。
占い用紙を頂いたので早速池へ・・・。

奥の院、鏡の池入口.jpg
画像は奥の院、鏡の池入口

奥の院 鏡の池へ向かうと木々に囲まれた不思議な空間。
明らかに神社境内とは異なる神性を感じる神域。
例えるなら九州にある宗像大社の高宮祭場のような・・・。
高宮祭場への通路.jpg
画像は宗像大社 高宮祭場への通路


鏡の池.jpg
画像は鏡の池

普段は女性参拝者で賑わう有名スポットらしいですが、
雨の中の参拝という事もあって貸し切り独占状態です♪
この池に紙を浮かべれば神様のメッセージが浮かび上がるハズ。

神様からのメッセージ.jpg
画像は神様からのメッセージ

この池がどんな池で、どんな意味を持った占いかは
何も知らずに池の中に紙を浮かべ文字を見れば・・・

信念をもて 願いかなう 北と東 吉
よしよし、願いが叶うのね♪

沈む瞬間.jpg
沈む様.jpg
沈みきった後.jpg

そして紙を浮かべた場所から動く事無く、
5分もせずに沈んでいくのでした。

で、一緒にいた友人が説明をしてくれます。
「遠くに流れて沈むと遠くにご縁が
 近くで沈めば身近にご縁がある。
 沈むまでの時間の長さによって
 その時期がわかると・・・」
そーゆー事は最初に教えて(笑)

鏡の池看板.jpg
占いの仕方.jpg
画像は鏡の池看板と占いの仕方

辺りを見渡すと・・・
しっかりと占いの仕方が書いてある・・・。
いつもなら案内板等を確認しながら
全体を把握してから行動するのですが、
何も考えずに、ただ導かれるままに行動していました。

一緒にいた友人が過去に占った結果は
遠くへ流れて岩に貼り付き沈まなかったそうな(笑)

奥の院・鏡の池.jpg
画像は奥の院・鏡の池

占いをする事が最優先事項となっていたせいか、
占い後に視野が開けて、周囲を見渡して思った事は
本当に居心地の良い奥宮だったという事。
今度、訪れるご縁があれば、
晴れた日にゆっくりと参拝したい神社の1社でした。

今回の出雲旅行で私が占いをしたのは、
稲田神社と八重垣神社のみです。
二つの神社の共通点は稲田姫がご祭神であるという事。
実に不思議ですねぇ・・・。

8,美保関(東光ホテル)

八重垣神社を後にして目指すは美保関!
この海で獲れた魚介類はとても美味しそうだと直感的に感じる
独特な磯の香りに包まれます。

美保関漁港.jpg
青柴垣神事用の船.jpg
画像は美保関漁港

青柴垣神事で使われる二つの船が漁港で準備されています。

青石畳通り.jpg
画像は青石畳通り

雨が降ると石畳みが青くなる事に因んで命名された通りです。

ここで今回一緒に旅をして案内をしてくれる友人について
軽く触れておこうと思います。
私は潮干狩りで獲ったあさりのボンゴレが大好物
あさりは国民的食材であると信じて疑いません。
どうせ、本人はこのブログを見ていないと思うので、
親しみを込めてあさりさんと呼ぼうかな。

東光ホテルでの夕食.jpg
画像は東光ホテルでの夕食

本日宿泊するのは美保神社より徒歩1分の東光ホテルさん。
漁場である美保関ならではの旬の食材を堪能し
美保神社の宵祭に備えるべく夕食を堪能します♪
流石は漁港のホテル、わかってらっしゃる♪
画像ではわかりにくいですが、このお味噌汁はあさりの味噌汁!
あさりの味噌汁は日本人の心のように感じています。
まさか、出雲まで来てあさりの共食いを目の当たりに出来るとは
思ってもみなかっただけに個人的特大サプライズでした。
画像から伝わると思いますが、
恵比寿様の総本宮である美保神社がある漁港ですからね、
お味の方は期待を裏切る事なくグルメ旅行なわけです♪

夕食を終えて部屋へ戻ると、
あさりさんは明日の夕食を食べる場所に予約の電話を・・・
「え?  何日も前から旅行計画組んでたのに
 まさか、予約をしていなかったの?(笑)」
大丈夫なのか?と心配になりつつも、
無事に予約が出来たので明日の夕食は超期待です!

9,美保神社 宵祭 20:00~22:00頃

夜の美保神社鳥居.jpg
夜の拝殿.jpg
画像は夜の美保神社鳥居と拝殿

夕食と明日の夕食の予約を終えて夜の神社参拝です。
本来なら神社参拝は15:00まで、遅くても16:00までですが
今宵は宵祭なのでワクワクしながらの参拝。

実は明日(2018年4月7日(土))、私達はこの拝殿の中で
例大祭に参列するのです。

宵祭フラッシュ撮影厳禁.jpg
宵祭の神事1.jpg
宵祭の神事2.jpg
宵祭の神事3.jpg
画像は宵祭神事

暗闇の中、厳かに神事は執り行われます。

口には榊の葉.jpg
画像は口には榊の葉
宵祭の神事4.jpg
宵祭の神事5.jpg
宵祭の神事6.jpg

息を吹きかける事の無いように榊の葉を口に加えて
神前へお供え物を運んでいきます。

2時間程経過した頃、宵祭は終わり、
明日の例大祭、青柴垣神事に備える為ホテルに戻ります。

ホテルに戻ってお風呂を頂くと・・・
ここでもまたサプライズが!
私は部屋内にあるユニットバスでお風呂を頂きましたが
あさりさんは、ホテル内の浴場でお風呂を・・・
なんと、水風呂だったらしい(笑)

時間指定で予約していたお風呂なので
おそらく入るお風呂を間違ってしまったのではないかと思いつつ
その謎は翌朝に解けるのでした。

つづく

タグ:出雲 参拝記
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