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神社参拝弾丸ツアー in 福岡③  [神社参拝記]

関連記事:神社参拝弾丸ツアー in 福岡②

弾丸ツアー2日目は宿泊ホテル玄関前に5:30!
初日より30分も早い集合となりました。
メインの大宰府天満宮参拝は6:00スタート!
大宰府天満宮、竈門神社では神札を拝受。

有難い事に2日目も英彦山の霊水を頂きながら
神社参拝弾丸ツアーが始まりました。
道真様への参拝が主目的な事もあり気合が入ります。

2014年9月14日(日)の予定
 6:00~ 7:15 太宰府天満宮 神札拝受
 7:30~ 8:10 竈門神社   神札拝受
 8:30~ 9:10 都府楼跡地
 9:30~11:30 天拝山登山
11:45~12:30 昼食
13:00~14:00 飯盛神社
14:30~15:00 ◯◯神社   特殊な場所に付き伏せます。
15:20~16:00 桜井神社
17:20~17:35 警固神社 ☆状況によって見送り
17:40~17:55 若宮神社 ☆状況によって見送り
18:15~18:35 下照神社 ☆状況によって見送り
19:00       福岡空港/到着


太宰府天満宮参道.jpg
画像は大宰府天満宮参道

流石に、お店閉まってます(笑)

延寿王院.jpg
画像は延寿王院

天満宮の境内にあるこの場所で幕末の歴史は動いていました。
高杉晋作、坂本龍馬、西郷隆盛・・・多くの勤王の志士がこの場を訪れ・・・
今では宮司の住まいになっています。

太鼓橋1.jpg
太鼓橋2.jpg
画像は太鼓橋

楼門.jpg
画像は楼門

開門シリーズ舞台裏
楼門の正面で開門を待ち構えている人影を発見!
某ブログ恒例の開門シリーズの舞台裏かも?(笑)

楼門2.jpg
開いたばかりの楼門

本殿.jpg
画像は本殿

早朝だからこそ撮影できた誰も居ない本殿。
今回案内をしてくれた御仁が我が家に来た時、
私のPC画面を見て
「これ、大宰府天満宮ですよね?
  朝一番の誰も居ない本当の大宰府天満宮の姿を見せてあげたい」
この言葉を思い出します。
そして、その数ヵ月後、この言葉は現実のモノとなります。
画像から伝わる通り、実に清々しい空間です!


飛梅.jpg
画像は飛梅

あの有名な飛び梅伝説の梅の木です。
「東風(こち)吹かば 匂ひをこせよ 梅の花
 主なしとて 春な忘れそ」

本殿2.jpg
画像は本殿

いわずと知れた御墓所です。
ご本殿の真下が道真様の御墓所で
天満宮は道真様のお墓を守る為に建立されています。
道真様は学問の神だけでなく、至誠の神としても有名で
道真様のように信義誠実の道を歩めるように、
そして、この後に巡る道真様ゆかりの地を訪れた際、
少しでも道真様の心を感じれるようにと祈りました。

なお、地元では有名なジンクスがあり、
大宰府天満宮をカップルで参拝すると・・・
道真様の御前で”問われるのは真実の愛”です!
この言葉からお察し頂ければ・・・。

本殿裏.jpg
画像は本殿裏

道真様のご父母君をはじめ、
ご子息、恩師の方をお祀りしています。

かさの家.jpg
画像はかさの家

参道2.jpg
画像は天満宮参道

道真様にお供えする為にAM6:30に
焼きあがったばかりの梅ヶ枝餅を購入します。

梅ヶ枝餅は2種類?あって、
表面のお餅が柔らかいタイプと、
表面のお餅を焼き上げたタイプがあり、
同じ梅ヶ枝餅でも食感がまるで異なります。
もちろん、私は両方、頂きました♪

菓祖中島社.jpg
菓祖中島社2.jpg
画像は菓祖中島社

こちらの神社はお菓子の神様をお祀りしていて
祝詞奏上後におそれおおくも道真様にお供えした梅ヶ枝餅を
直会として頂く事にしました。
もちろん、ゴミ等は全てお持ち帰りしていますが
本来、神社境内では慎むべき行為のような・・・(笑)

筆塚.jpg
画像は筆塚
道真様は書道三聖の1人で、
”書道の神”としても信仰されています。

野見宿禰碑.jpg
画像は野見宿祢碑

野見宿祢は菅原道真様の祖先にあたり、
相撲の祖神とされています。
天穂日命から14世の子孫であると伝えられています。

天穂日命社.jpg
天穂日命社2.jpg
画像は天穂日命社

道真様の家系を簡単に整理すると・・・
天穂日命 → 野見宿祢 → 土師氏 → 菅原氏 → 公家の五条家。
五条家は野見宿禰の子孫という事で相撲司家になります。

神様の定義の1つに、ご先祖様(先祖崇拝)があります。
日本人として生まれたなら、自分の先祖を遡っていくと
誰もが八百万の神々様に辿りつきます。
ご先祖様に対して手を合わせる事に抵抗感を抱く必要は全くなく、
むしろ、ごくごく自然で当然の事なのです^^

戦前までの国家神道は宗教と位置づけておらず
神道を宗教と位置づけたのは戦後のGHQです。
その結果、悪質な新興宗教の台頭する事に繋がり、
宗教に対して抵抗感を抱く事へと繋がっていくわけです。
そもそも、”神道とは神へと至る道”です。
人によっては”神様と一緒に歩む道”と解釈される方も居ます。
つまり、ご先祖様に見守られながら一緒に歩む道。

天皇家が天照直系の子孫と言われている事もあり
天皇自身も神様として神社に祀られています。
例を挙げれば・・・
八幡宮の第15代天皇の応神天皇(誉田別命)や
その母君であり三韓征伐を行った神功皇后は有名ですし
最も新しい神様?として、我が国で一番参拝客の多い
明治神宮のご祭神である明治天皇も有名ですね。

話の流れ的に少々脱線しましたが、
太宰府天満宮は実に多くの見所があり
本来ゆっくりと時間をかけて参拝すべき神社ですが
弾丸ツアーの為、泣く泣く断念して次へ・・・

竈門神社.jpg
竈門神社2.jpg
竈門神社3.jpg
社務所.jpg
画像は竈門神社と社務所

大宰府の鬼門(東北)の位置にあり、
大宰府鎮護の神として崇敬される式内名神大社です。
HP上で画像を見た瞬間、”お呼ばれしたかも?”・・・
そんな印象を勝手に受けつつ、
是非とも参拝して神札を拝受させて頂こうと選んだ神社です。
神社らしからぬ社務所ではありますが
神社境内はとても居心地の良い神社でした。
可能であれば、宝満山にも登りたかった位です。
縁結びの神様として有名な玉依姫様をお祀りしている
神社ですのでご縁のある方は参拝してみると良縁に恵まれるかも?

神道夢想流杖道発祥之地.jpg
画像は神道夢想流杖道発祥之地

夢想流権之助神社.jpg
画像は夢想権之助神社
神道夢想流・・・どこかで耳にされた方も多い有名な杖術流派です。
流祖である夢想権之助は宮本武蔵と戦って、
1度目は敗北。その後、ここ宝満山にて修行し
「丸木をもって水月を知れ」という神託を得て・・・
2度目は勝利したとも、引き分けとも・・・。
現在では警察官が習得する逮捕術の警杖術技のベース
となっている流派です。

都府楼跡3.jpg
政庁跡航空写真
都府楼跡1.jpg
政庁入口
都府楼跡2.jpg
政庁跡
画像は都府楼跡地

正式名称は大宰府政庁跡。
奈良の平城京跡、大宰府政庁跡、宮城の多賀城政庁跡は
3大政庁跡と呼ばれ、国の政を行う重要な拠点でした。
菅原道真様は京の都から、ここ大宰府政庁へと
無実の罪で左遷させられました。

都府楼跡地の近くにある神社を車で通り過ぎた際、
不思議とその神社に”呼ばれた?”と感じました。
でも、その神社について何も知らなかったので
弾丸ツアーの性格上、参拝する余裕は・・・
そんな風に思っていたら案内をしてくれている御仁が
都府楼跡地から次の目的地へと向かう時に時計を確認して・・・
「ちょっと寄り道しても良いですか?」と。

榎神社.jpg
榎神社2.jpg
画像は榎神社

驚いた事に、寄り道の神社は菅原道真様ゆかりの地。
左遷させられた後に住まわれていた場所だったのです!
そして、境内を掃除されていた氏子の方から
「榎神社の裏にある社に是非参拝してあげて下さい」と。
この地で道真様のお世話をされていた方だとか・・・。

本殿裏手に回ると・・・

浄妙尼社.jpg
画像は浄妙尼社

これで私の記憶にあるエピソードと繋がりました。
門前で餅を売っていた浄妙尼が道真様の境遇に同情し、
時折、餅を持参しては道真様を慰めていました。
まさか、この社にお祀りされている方がそうだったとは・・・
しっかりと、手を合わさせて頂きました。
補足ですが、浄妙尼は道真様の棺の中に、
好物であったこの餅を梅の枝にさして供えたと言われ、
これが梅ヶ枝餅の由来となっています。
また、道真様の霊が通じたのか梅ヶ枝餅を食べると
病魔を防ぐ効果があるという謂れがあります。

道真様はこの場所で、浄妙尼(じょうみょうに)に
慰められながら差し出された好物の梅ヶ枝餅を食べて
一体何を感じていたのでしょうか?
弾丸ツアーのリストにはない予定外の神社でしたが
知っていれば何が何でも参拝したい神社の1社であり、
この神社に呼ばれた?と感じた感覚も納得しました。
天満宮にて祈った事が、すぐに実現するとは夢にも思わず、
ただただ、感謝するばかりです。

因みに・・・
平成14年に行われた太宰府天満宮の1100年大祭の時に
太宰府天満宮が整備して今の形になっているのだとか。
それまでは・・・(汗)

天拝山案内.jpg
画像は天拝山案内

起点.jpg
起点2.jpg
画像は起点 1合目
天拝山登山.jpg
山頂.jpg
山頂2.jpg
画像は山頂
古名は天判山(てんぱんざん)。
起点、1合目から山頂に至るまで
道真様の読まれた歌碑が登山道に設置されています。

荒穂神社.jpg
荒穂神社2.jpg
荒穂神社3.jpg
画像は荒穂神社

荒穂神社 天拝山中腹にある神社で、
天拝山入口に1之鳥居があります。

天拝山社.jpg
画像は天拝山社
天拝山頂上にある社です。
少しでも天(神々)に届くように近く・・・
山の頂にある岩の上に乗り、更に、つま先立ちをして
天(神々)に無実を訴えられたと言われています。
道真様の純粋にして誠の姿が伝わるエピソードです。

天拝山から見た景色の1枚.jpg
画像は特別画像!
天拝山から見た景色の1枚(笑)

天拝山を下山して、予定通りランチにする事にします。
弾丸ツアー2日目のランチは”うどん”を要望しました。
福岡はうどん発祥の地らしく期待は膨らみます。
連れていってもらったお店のうどんを見ると・・・
半透明というか、うどんが透き通っていました。
そして、今まで食べた事の無い美味しさ!
福岡は食べ物が美味しい地域なのか?

うどんの味に感動しつつ、飯盛神社へと向かいます。

神社参拝弾丸ツアーも残すところ、あと僅か?となりました。

13:00~14:00 飯盛神社
14:30~15:00 ◯◯神社 特殊な場所につき伏せてます。
15:20~16:00 桜井神社
17:20~17:35 警固神社 ☆状況によって見送り
17:40~17:55 若宮神社 ☆状況によって見送り
18:15~18:35 下照神社 ☆状況によって見送り
19:00       福岡空港/到着

飯盛神社.jpg
画像は飯盛神社

五十猛(イソタケル、イタケル)大神を祀る神社ですが、
ちょっとだけ神様紹介を行うと・・・
五十猛大神は、正当な王位継承権を持たれた神様で
スサノオ様と櫛稲田姫との間に生まれたお子神様。
五十というのは、50もの多くの偉大な功績を
果たされた事に由来していているのですが、
不思議な事に偉大な功績については
他の神様の功績として語り継がれています。

五十猛大神のエピソードで有名なのは・・・
埴土で船を作って、荒ぶる海を越え、日本のいたる場所に
木々の苗を植えて歩かれている事でしょうか?
日本の国が緑豊かで、美しい自然があるのは
日本黎明期に活躍された五十猛大神のおかげなのです!

紀伊国、現在だと和歌山県になるのかな?
紀伊国は、その昔、木の国と呼ばれ、
紀伊国一宮神社の伊太祁曽神社は、五十猛大神が御祭神。
五十猛大神は、造船、航海安全、大漁の神として、
また林業の神、商売繁盛、開運招福、悪疫退散、
厄除け等のご神徳を持たれた神様です。
ご神徳に、”悪疫退散、厄除け”とある事から
武勇に優れた神様である事が推察できます。

そんなわけで、福岡に行くなら飯盛神社も是が非でも
参拝したい神社の1社でした。
そして、事前に飯盛神社に植樹の寄贈ができないか
問い合わせを行っていた事もあって、
アポも無いのに、宮司さん自ら時間を割いて
神社境内を案内して下さりました。

宮司さんより一通り説明を受けましたが、
収穫は私よりも道案内をしてくださった方の方が
多かったのではないかという不思議なご縁(笑)

五十猛大神のように私も何か貢献したい!と考え、
宮司さんに相談した所、
「今は案内していないけど、将来的には考えている。」
という事で、飯盛神社へ植樹の為に心ばかりの
気持ちを添えて神納させて頂きました。
記念すべき飯盛神社への植樹寄贈第1号となれると嬉しいな♪
※神社判断で自由に使って下さいと預けているので
 必ずしも植樹に使われるとは限りません。

五十猛大神を祀る飯盛神社の中宮.jpg
画像は五十猛大神を祀る飯盛神社の中宮

ここでは、五十猛大神に
「自分自身の中に揺らぐ事の無い
 大きな志としての苗をお植え頂きたく・・・」
と、祈願するのでした。

そして、弾丸ツアー恒例の湧水です。
ここ飯盛文殊堂では、知恵の水(湧水)を頂く事が
出来るのですが、驚いた事に、湧水が・・・。

宮司さんに案内して頂いている時は普通に出てました。
神の恵みたる湧水を頂こうと中宮から降りてきたら・・・
お水事件発生です!
神社参拝弾丸ツアー初の”アクシデント”です。
湧水を頂きに来た際に止まっている時は
皆さん諦めて引き返していたそうですが、
そこは日頃の行いの良さを現在進行形で証明している
神社参拝弾丸ツアーを慣行中な私達(笑)

先程、親睦?を深めた宮司さんに相談すると、
「少し待っていて下さい。
 誰か人(神職)をやって、すぐに対応させます。」
ただ、このトラブルの為、私は写真が撮れなかったのと
弾丸ツアーとして致命的な時間を浪費しまいましたが
その対価に見合う神の恵みたる”知恵の水”を
無事に頂く事が出来ました。

◯◯神社.jpg
画像は◯◯神社鳥居

当初の予定ではこの神社とは違う神社に参拝する予定でしたが、
福岡入り直前にこの◯◯神社へと切り替えた経緯があります。
おそらく、今回の神社参拝弾丸ツアーで
私にとって参拝すべき神社だったのだと思います。

本当にこんな場所に神社があるのか?
そう思いながら歩いていくと・・・
神職の居ない神社なのに、とても大切に神様をお祀りされていました。

ちょっと特殊な場所に建立されている事、
ある方がとても大事にされている事、
出来れば教えたくないという本心を聞いている事もあり、
総合的に判断して今回は伏せる事に。
もし、この神様、この神社にご縁があれば、
自ずと見つける事が出来ると思います。

桜井神社.jpg
画像は桜井神社鳥居

石造りの橋.jpg
画像は石造りの橋(石橋)

猿田彦神社.jpg
画像は猿田彦神社

参拝順序.jpg
参拝順序
この神社は参拝順序が指定されていました。
初めは”導きの神”である猿田彦神社です!
神社参拝弾丸ツアーでも私の産土の神様を除くと
一番最初に参拝しているのと同じ理由です。

楼門.jpg
画像は楼門

拝殿・本殿.jpg
画像は拝殿・本殿

岩戸宮.jpg
画像は岩戸宮

二見ヶ浦遥拝所.jpg
画像は二見ヶ浦遥拝所

ここで手を合わせていたら・・・
「近くにありますから、実物を見に行かれますか?」と。
こうして弾丸ツアー恒例の気ままな予定外行動決定(笑)

桜井大神宮.jpg
桜井大神宮2.jpg
桜井大神宮3.jpg
画像は桜井大神宮

伊勢の神宮の内宮と外宮の神様を
1つの社にお祀りしている神社です。
福岡で神宮にお参りしている気持ちです。

桜井二見ヶ浦.jpg
桜井二見ヶ浦2.jpg
画像は桜井二見ヶ浦

やっぱり、実物は違いますね!
実は、こちらも伊勢にあるんですよね。
最後は伊勢の神宮参拝(仮)で締めくくる
神社参拝弾丸ツアー in 福岡!

この後だったかな・・・
美味しい卵があるという事で
夜食代わりに卵かけご飯を頂きます。
確かにスーパーの卵とは次元が違いましたが・・・

そして、福岡空港目指して帰路に・・・。
日曜の夕方という事もあり、高速は渋滞。

下記の3つの神社は・・・
17:20~17:35 警固神社 ☆状況によって見送り
17:40~17:55 若宮神社 ☆状況によって見送り
18:15~18:35 下照神社 ☆状況によって見送り
予定通り見送りです(笑)
そもそも、神社参拝時間は16:00までなので!

ただ、案内してくださった方はパーフェクトを目指すべく
福岡空港への帰路の中で、各神社の前を車で通って下さいました。
最大限、ベストを尽くす!
そんな意気込みが感じられました。

車窓から神社の入口を見ただけですが、
時間が許せば・・・参拝したい神社である事に変わりありません。
どの神社も居心地の良さそうな雰囲気を感じました。
そして、福岡空港に予定通り19:00に到着し、
ゆっくりする時間もないまま、搭乗手続きを済まし・・・。

こうして、神社参拝弾丸ツアーは、
何事もなく、ほぼ計画通りに終える事が出来ました!

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