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神社参拝弾丸ツアー in 出雲⑤ [神社参拝記]

関連記事:神社参拝弾丸ツアー in 出雲④

2018年4月8日(日)

前日に食した料亭おかやの味が忘れられない中での目覚め!
この日も目覚まし要らずの早起きDAYでした。
そして、、、出雲参拝記初の晴れです♪
しかし、ホテルから出ると外は暴風(汗)
体感的には台風の風速20mクラスな印象です。

今回の旅は雨、曇り、天気雨、晴れ、暴風と
雹や雪を除いたすべての天気を経験した濃密な旅。

2018年4月8日(日)の予定
 1,出雲大社 6:00参拝
 2,稲佐の浜
 3,古代出雲歴史博物館 9:00開館
 4,智伊神社 時間帯によっては取り止め。
 5,須佐神社
 6,〇〇駅  17:00目標。

こんな予定を組んだハズなのに・・・
実際には宿泊したホテル玄関に7:00集合。
そして参拝順も・・・

先ずは智伊神社を目指して神社近くの
駐車場に到着すると、そこには猫にゃんが♪
早速持っていたおにぎりを差し出す友人。

おにぎりを頂く猫1.jpg
おにぎりを頂く猫2.jpg

画像はおにぎりを頂く猫

そして美味しそうにおにぎりを食べるグルメ猫爆誕♪
このおにぎり、中身は4~5千円程する高級炊き込みご飯。
前日に料亭おかやでおにぎりにしてもらった
十六島のりとアマダイの炊き込み御飯(アワビ入りVer)
関連記事:神社参拝弾丸ツアー in 出雲④

そして、お約束の雲州幸光白紙1号包丁の試し斬り。
本当は食パン一斤が良かったのですが
流石に手に入らないので試し斬り用にロールパンを購入。
関連記事:神社参拝弾丸ツアー in 出雲②

雲州幸光白紙1号小出刃包丁試し斬り.jpg
画像は雲州幸光白紙1号小出刃包丁試し斬り

画像の通り、ロールパンを半分に切った後、
手に持ったまま薄くスライスしています。
小出刃包丁なのに・・・
見てるだけで感動してくるこの切れ味。
白紙1号包丁スゴイ!

1、智伊神社

智伊神社.jpg
智伊神社拝殿.jpg
画像は智伊神社鳥居と拝殿

ご祭神は高皇産靈尊。
造化三神の1柱で天地開闢の際に登場する神様。
天之御中主神、神皇産靈尊、高皇産靈尊を造化三神と呼び、
天之御中主神様は至高の神。
神皇産靈尊、高皇産靈尊は創造の神と言われ
神道において原初の神々様です。

智伊神社拝殿2.jpg
智伊神社拝殿3.jpg
智伊神社境内八足案.jpg
智伊神社例大祭の看板.jpg
画像は智伊神社拝殿と境内、例大祭の案内

昨日は恵比寿様の総本宮である美保神社で例大祭。
そして、今日は智伊神社で例大祭。
例大祭に合わせて参拝計画を組んだのは美保神社ですが、
2日連続で例大祭神社へ参拝する事になるとは思いも寄らず・・・。

智伊神社 境内 幻想的な1枚.jpg
画像は智伊神社境内の幻想的な1枚

太陽光の影響で幻想的な1枚が撮れました。

2、稲佐の浜

稲佐の浜 看板.jpg
稲佐の浜.jpg
稲佐の浜2.jpg
画像は稲佐の浜看板と浜

国譲り神話の舞台となる稲佐の浜。
暴風の為に砂浜の砂が襲い掛かってきて大変でしたが
手にしているカメラは防塵防滴カメラなので
何も気にする事無くパシャリ♪
美保関と違って開放感がありますね!

そして時間的に余裕があるとの事なので
当初の計画で見送っていた日御碕神社へと
参拝する事にしました。

3、つぶて岩

つぶて岩看板.jpg
つぶて岩1.jpg
つぶて岩2.jpg
画像はつぶて岩看板とつぶて岩

稲佐の浜から日御碕神社への道中にあるつぶて岩
国譲り神話に登場する建御雷神と建御名方神の両神は
稲佐の浜から大きな岩を投げて競ったと・・・。

4、日御碕神社

道中から見た日御碕神社.jpg
道中から見た日御碕神社2.jpg
画像は道中から見た日御碕神社

日御碕神社 鳥居.jpg
日御碕神社 楼門.jpg
画像は日御碕神社

主祭神は
下の本社(日沈みの宮) 天照大御神 村上天皇勅命(1千年以前)
上の本社(神の宮)   神素戔嗚尊 安寧天皇勅命(2千5百年以前)
両本社を総称して日御碕大神宮と称す。
日御碕神社 由緒.jpg
画像は日御碕神社の由緒

日御碕神社 下の本社.jpg
画像は日御碕神社 下の本社

下の本社(日沈みの宮)は
伊勢大神宮は日の本の昼の守り、
出雲の日御碕清江の浜に日沈宮を建て日の本の夜を守らん
との神勅により祀ったのが始まりと言われています。
夜を司る神としては月を神格化した月読命とも解釈でき
社の一部にはスサノオ様、天照様、月夜見様のシンボル
描かれた三貴子(天照様、スサノオ様、月夜見様)が揃った神社です。

地元には夕日の祭を行っていた祭祀場
海に沈んだという伝承があり、それを裏付けるかのように
平成11年(1999年)に日御碕海底にて海底神殿が発見されます。
出雲地方では880年に大規模な地震が発生しているので
この時に水没したとの説が有力視されています。

日御碕神社 上の本社.jpg
画像は日御碕神社 上の本社

上の本社(神の宮)は
出雲の国造りをした素盞嗚尊が根の国(黄泉国)より、
「吾が神魂はこの柏葉の止まる所に住まん」と柏の葉を投げたところ、
神社背後の隠ヶ丘に止まったということです。

日御碕神社 境内1.jpg
画像は日御碕神社境内
日御碕神社は稲荷神社をイメージさせる朱色が基調な神社です。

昭和天皇 御製.jpg
昭和天皇 御製 看板.jpg
画像は昭和天皇 御製

実は日御碕神社参拝中に、
昨日、美保神社で出会った浜松の方と再会!
私達は青柴垣神事の途中で出雲市料亭おかやに移動しましたが、
浜松の方は青柴垣神事を最後まで見学して
美保関に連泊されたとか。
不思議な再会があるものだなぁと思いつつ、
出雲大社には参拝されないのですか?と尋ねると
出雲大社参拝前に日御碕神社に参拝するようにしているのだとか。
理由は「(大国主様の)お父さんを祀った神社だもの」と。
日御碕神社にはスサノオ様をお祀りしているので
出雲大社の前に参拝されたという事なのでしょう。
関連記事:神社参拝弾丸ツアー in 出雲④

この浜松の方はどうやらご縁のある方のようで・・・
「〇〇にある××神社に参拝されると良いですよ。
 スサノオ様のお父様をお祀りしている神社です」と
こっそり伝えながら、日御碕神社を後にするのでした。

5、出雲大社

勢溜の大鳥居.jpg
画像は勢溜の大鳥居

祓社(祓戸の神).jpg
祓社(祓戸の神)看板.jpg
画像は祓社と看板

勢溜の大鳥居をくぐってすぐにある祓戸の大神を祀った祓社。
こちらで祓い、清めを行ってから先に進みます。


ムスビの御神像.jpg
画像はムスビの御神像

幸魂(さきみたま) 奇魂(くしみたま)
時に海を照して依り来る神あり
吾在るに由りての故に何時その國
造りの大業を建つるを得たり
吾は汝が幸魂奇魂なり
大國主神これ吾が幸魂奇魂なり
けれど知りぬ

神社で良く目にする幸魂奇魂守給幸給
「さきみたま くしみたま まもりたまえ さきはえたまえ」
で有名な神語はここから来ているのです。

簡単に解説すると人は魂、精神、肉体の3つから
成り立った存在という定義で私は捉えています。

古神道では一霊四魂の霊魂観が有名でしょうか。
人の霊魂とは一霊四魂で
一霊とは神の分霊である事を指しています。
本来、霊の持つ意味は霊妙の霊です。
霊妙:人知で測り知れないほど、
   すぐれていること。
   神秘的な尊さをそなえていること。
霊:はかり知ることのできない不可思議な働きがある。
  神々しく尊い。神聖。

神の事を神霊と呼び、霊は靈と書くのが正しく
靈の漢字を読み解けば
雨 + □□□ + 巫。
天から雨が降り、両手で巫女が祭具(□□□)で受け止める象形文字です。
つまり、神に仕え、神の声を聞く(神託)という字が靈です。

そんなわけで、神の分霊を宿している私達は
神道において誰もが神なのです!

それではムスビの御神像を読み解いていきましょう。
魂=神なのでムスビの御神像で言われている事は
魂(すなわち神)と繋がってスゴイ事が起こり、
知識や教養を身に着けて最後にはムスビの大神となられた。
というのがムスビの御神像の意味です。
そして、魂(神)と繋がる呪文の事を神語と呼び
「幸魂奇魂守給幸給」
「さきみたま くしみたま まもりたまえ さきはえたまえ」
と三唱しているのです。
神前を前にして唱えているので神々様に対して
奏上しているように思われがちですが
実は、自分自身の魂と繋がる為に唱えている言葉で
日常的に唱えていくべき言葉だと私は思います。

実際、人生を好転させようとするなら
魂と精神を1つに合わせる事が大事になります。
魂、精神、身体の役割を簡単にするとこんな感じかな。
魂=神の無限の知識。 
精神=今まで経験した知識。理性。
身体は実際に経験する為の道具。

靈氣を学ぶと教わりますが、
精神的な影響を受けている時には
ある部位に手をかざしてヒーリングを行います。
このある部分、どこかは書かなくても、わかりますよね?
この部位は目に見えない精神が具現化したモノなので
手を当てる箇所としては当然なのです。
因みに発生学的にいくと腸の方が先に出来ていて
腸と同じような形をしている事に気付くでしょうか?(笑)
こうやって1つ1つ読み解いていくと楽しいですよ♪

かむやしろは単なる神様ブログではなくて
幸せへと繋がって欲しいと思って綴るブログなので、
たまに脱線する事があります(笑)
それでは、本題の神社参拝記へと戻りますね!

銅の鳥居と出雲大社拝殿.jpg
出雲大社拝殿.jpg
画像は出雲大社拝殿

出雲国1之宮 出雲大社(いずもおおやしろ)
一般に出雲大社(いずもたいしゃ)と呼ばれていますが
正式名称は出雲大社(いずもおおやしろ)です。 
主祭神は言わずと知れた大国主様。
出雲に行かなくては・・・
出雲大社に参拝しなければいけない!
という衝動に突き動かされての参拝です。

出雲大社参拝ではしっかりと祈りを通す事が
求められていると感じつつ・・・
いつ頃参拝できるかな?と思っていたら
美保神社例大祭参列のお誘いがあったのです。
個人的にはもう少し暖かくなってから参拝したかったのですが
2018年4月7日の美保神社例大祭は土曜日のお休み。
今回の参拝の旅はお膳立てされているように感じます。
関連記事:神様からの招待状

出雲大社に到着する頃には台風のような暴風も消え
良き参拝日和となります。

多くの人が拝殿で参拝して終わりみたいな感じですが・・・
本殿はこの拝殿よりも後ろに別社として建っています。

八足門.jpg
画像は八足門

一般参拝者が本殿正面に最も近い場所が
こちらの八足門になります。
ただ、この八足門で祈りを通すなんて事は当然しません。
というより、まず大国主様へ祈りは通らないと思った方が正しいです。
(その理由は、後日、別記事として綴るか検討中。)
そんなわけで八足門にて軽く祝詞を奏上して
すぐに大国主様へ祈りを通すべく場所を変えます。

十九社1.jpg
十九社1看板.jpg
画像は本殿西側にある十九社と看板

瑞垣に囲まれた本殿と各社.jpg
画像は瑞垣に囲まれた本殿と各社

大国主様への御拝礼所.jpg
大国主様への御拝礼所看板.jpg
画像は大国主様へのご拝礼所

こちらは出雲大社御本殿の西側。
実は大国主様はご本殿内で正面の南側を向かずに
西側を向かれています。
知っている人は知っているし、
少し霊感のある方なら凄まじいエネルギーを感じられる
出雲大社のパワースポットの1つがコチラになります。
大国主様やスサノオ様はこの国の国造りをされた神々様。
国家の事に関するような事を祈る時には
これ以上ない神々様だと思います。
世界情勢と我が国の状況等を鑑みて
国家安寧の為に1人静かに祈りを通してみます。
良き未来となりますように!

大国主様への御拝礼所2.jpg

祈りを通し終えると、、、
日御碕神社で別れた浜松の方と再び再会!
本当にご縁がある方だなと思いつつ
出雲大社最大のパワースポットへ一緒に向かう事にしました。

素鵞社(そがのやしろ).jpg
素鵞社(そがのやしろ)看板.jpg
こちらが出雲大社最大のパワースポット
画像は素鵞社

出雲大社本殿真後ろに位置する素鵞社(そがのやしろ)。
言うまでもなく、祀られている神様はスサノオ様です。
圧倒的なエネルギーが周囲を包み込んでいます。
浜松の方も感じる事が出来るようで
あまりのエネルギーの大きさに驚きながら参拝。
スサノオ様にご挨拶をして浜松の方は先を歩かれます。
私は出雲大社境内を散策しながら写真撮影♪
友人は私のペースで自由に参拝できるようにと
各神社では単独行動をさせてくれるので助かります。

出雲大社本殿裏.jpg
画像は出雲大社本殿裏

釜社(かまのやしろ).jpg
釜社(かまのやしろ)看板.jpg
画像は釜社
宇迦之御魂神を祀っています。
稲荷神社に祀られている神様なので有名ですが
稲荷神社のような朱色ではないのが新鮮でした。

十九社2.jpg
十九社2看板.jpg
画像は本殿東側にある十九社

本殿千木の向こうに見える山桜.jpg
画像は本殿千木の向こうに見える山桜

神祜殿.jpg
画像は神祜殿

ぐるりと一周して待っていた友人と合流し神祜殿(宝物殿)へ。
コチラは撮影禁止なので写真はありませんが
色々と盛り沢山な展示物が展示されているので
お時間の許す方は是非立ち寄ってみて下さい。

うさぎ石像.jpg
画像はうさぎ石像

こんぴら船に乗船しているのは、
人々に代わって参詣した『こんぴら犬』、
そして大黒様に因む『白うさぎ』のデザイン。
可愛いですね♪

永職館 千家宅.jpg
永職館 看板.jpg
画像は永職館

6、出雲そば八雲

八雲.jpg
本日のお昼はこちらの出雲そば八雲!

八雲ディスプレイ.jpg
画像は八雲店頭ディスプレイ

店頭ディスプレイには浩宮徳仁親王殿下が
召し上がられた三色割子が展示されています。
昭和61年10月 浩宮徳仁親王殿下献上 割子そば

今回の旅は美味しい食べ物ばかりのグルメ旅行♪
お昼時(11:45頃)ではありましたが、
空いている席に自由にお座り下さいという事だったので
友人は何かに導かれるかのようにササっと、
一目散に席へ向かいます。
空いている席は他にもいくつかあったけれど、
座るならあの席しかない!みたいな勢いでした。

八雲にて座った席頭上.jpg
画像は八雲にて座った席の頭上

席に座り、私が友人に尋ねます。
私 「どうしてこの席を選んだの?」
友人「何となく?  特に意味はなくて自然に・・・」
私 「では、上を見上げてごらん」
友人「全然、気がつかなかった!」

三色割子.jpg
三色割子2.jpg
画像は三色割子

友人は三色割子を注文。
山いも、あげ玉、玉子の三皿を楽しむ三色割子。

五色割子.jpg
五色割子2.jpg
画像は五色割子

私はせっかくなので五色割子を注文。
山いも、あげ玉、玉子、大根、かつおの五皿を楽しむ五色割子

三色割子でも十分な量がありますが
少し頑張ると五色割子でも美味しいので
完食できると思います♪

個人的な感想を素直に綴れば甲乙付け難い中で
稲田神社の希少在来種の横田小そばのそば御膳の方が
蕎麦としては好みでした。
しかし、濃い目の出汁のそばつゆとの相性が良く、
もみじおろしのアクセントが良い仕事をしていて
八雲のお蕎麦もとても美味しいお蕎麦でした♪
関連記事:神社参拝弾丸ツアー in 出雲②

お昼を食べ終えて、再び出雲大社境内を散策。

野見宿祢神社.jpg
画像は野見宿祢神社

野見宿祢神社
御祭神は野見宿祢命。
国技相撲の祖神であり、菅原道真様のご先祖でもあります。
関連記事:神社参拝弾丸ツアー in 福岡③

出雲大社境内にある相撲殿.jpg
画像は出雲大社境内にある相撲殿

出雲大社境内.jpg
画像は出雲大社境内

勢溜の大鳥居裏.jpg
画像は勢溜の大鳥居裏

神門通りの大鳥居.jpg
画像は神門通りの大鳥居

出雲大社境内を一通り散策し終えた所で
神札をお受けしようかどうしようか考えました。
美保神社で神札をお受けできなかった事もあり
この出雲大社で神札をお受けして
自宅の神棚で祀らせて頂こうかと思ったのですが
神札をお受けする事なく次の場所へ向かうのでした。
普段なら神札を受けて、おみくじを引いていたのに
不思議ですねぇ・・・。

そうそう実は、
今回の旅に合わせてカメラを新調してます。
こうしてブログを綴っていく中で
そこそこ良い画像で公開出来たので
旅行前に奮発して良かったと感じています。

写真を撮る為に旅をしているわけではないので、
本来なら写真を撮らずにその場所を感じながら
その瞬間、瞬間を胸に刻む事の方が大事だと思いますが
こうしてブログで紹介する事で、遠くへ足を運んだり、
美味しいモノを食べに出掛けたり、
普段の日常とは違う刺激を経験するキッカケに繋がれば
ブログを綴っていく糧となり幸いに思います。

それではキリが良いので、今回はここまで!
タグ:参拝記 出雲
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