鏡開きの神事 [神事]
画像は鏡餅
「もぉ~い~くつ 寝~るとぉ~ お年玉~♪」
と、口ずさむような子供ではありませんでしたが
【お年玉を頂く事】は大人になっても大好きです!(笑)
1月は神事の連続なので投稿記事が多くて大変ですが
So-netブログを始めた最初の年なので更新を頑張りたいと思います。
そんなわけで1月11日は鏡開きの日です♪
お正月は家に歳神様をお迎えして、
みんなで祝う神事であり、豊穣を祈る神祭りなのです!
だから、お正月に初詣して神社に参拝する・・・
このように思われた方はちょっと待って下さいね♪
どうやって歳神様をお迎えするかというと
私達が神社に行って参拝するのではなく、
有り難い事に神様の方から
私達の元を訪れてくれるのです!
お正月に門松や、しめ飾り、鏡餅といった
正月飾りを飾っているのは、
歳神様をお迎えする準備だったのです♪
備忘録を兼ねてご参考までに・・・
12月29日に飾ると二重苦で縁起感が悪く
31日だと一夜飾りで誠意が無いと言われています。
そんなわけでクリスマスが過ぎた
12月26日以降に飾るのが主流ですが
実は12月13日以降であればOK!
飾ったお正月飾りは松の内と呼ばれる1月7日を持って取り外し
近くにある氏上神社(地域の神社)でどんど焼きにて燃やします。
そして、私が頂く事が大好きなお年玉ですが・・・
御歳神様をお迎えした後、
お供え物である鏡餅に御歳神様の魂が宿られます。
御歳神様の魂 → 御歳魂 → お年玉。
歳神様にお供えした鏡餅を11日に木槌で叩いて
鏡開きを行う意味は歳神様をお送りする神事。
こうしてお正月に一区切りをつけて
歳神様の魂が宿った鏡餅を頂くことで
無病息災を願う直会(なおらい)神事となるのです。
なんだか七草の神事みたいですよね♪
関連記事:七草の神事
お正月って本当に神事がてんこ盛りですが、
人が死ぬとその魂はこの世とは別の世界に行き、
やがて【祖霊】という大きな集団となります。
この祖霊が春になると【田の神】に、
秋が終わると山へ帰って【山の神】に、
お正月には【歳神】となって1つ1つの家庭を訪ねて
鏡餅の中に宿り、子孫の繁栄を見守ってくれるのだとか・・・。
これが真実かどうかというお話よりも
こうした伝統が息づいている事に
この国の風習が美しくて
心温まる素晴らしいものだと感じるのです!
こうしてお正月を読み解いてみると・・・
お正月とはご先祖様をお祀りする事でもあったのです!
因みに・・・
1月の事を睦月(むつき)と言いますが
睦月とは、睦び月(むつびつき)という意味です。
いったい何と睦ぶのでしょう?
心の中で感じてみて下さい。
きっと、それが答えだと思います♪
※睦び・・・親しくする事、親しむ事。
2018-01-11 00:00
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